老眼を対策するコンタクトレンズについて

老眼を対策する上で欠かせない、コンタクトレンズの種類と使い方をご紹介しています。
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3種類のコンタクトレンズの使い分け方

コンタクトレンズには、ハードレンズ(HCL)、ソフトレンズ(SCL)、使い捨てソフトレンズ(DSCL)などがあります。 ここ数年、使い捨てのコンタクトレンズ(DSCL)や、 交換頻度が高い(SCL)が主流になって以来、ソフトレンズを使用している人の 比率が80%と増加しています。

これから、コンタクトを始める場合、HCLよりもDSCLを選ぶほうがよいと思います。 取り扱い方や、着用感、安全性などがあり、優れている点がたくさんあります。

コンタクトレンズは最近ではインターネットなどでも販売 しているようですが、目に直接つける医療用具で、使用方法についての知識と経過観察が必要ですので、 必ず眼科医療機関で購入するようにしてください。

ソフトレンズ(SCL)は使用感がよいからといって、安全とは限りません。 使用方法を誤ると、感染症などの取り返しのつかない合併症を 起こすことがあります。

コンタクトレンズの使用については、最初に使用方法についての、 詳しい説明を受ける必要があります。コンタクトレンズに 慣れてきたと思っても、油断することなく、定期的の眼科検診を受けることをおすすめします。

ソフトコンタクト(SCL)による角膜感染症は重症です。 最悪の場合失明の危険性もあります。よく覚えておきましょう。


老眼の方や乱視の人は専門家に相談です。

普通のソフトレンズでは乱視は矯正できないのです。 乱視の強い方は乱視度数の入った専用のSCL(トーリレックレンズ)を頼むか、ハードレンズ にすることになります。

ハードレンズは乱視専用のコンタクトではありませんが、 ハードレンズの性質で眼の形にしたがって変形することがないので 乱視でも完全に矯正されます。

乱視の強い方がHCLを使用する傾向にあるのは、 HCLだと乱視が完全に矯正されて見えやすいからです。 しかし、長時間、乱視の強い人がHCLを長時間着用すると、眼に傷がつきやすいので注意が必要です。 マイナス2Dくらいまでの乱視なら普通の使い捨てコンタクトでも ある程度の視力はでます。

だいたい、これ以上の乱視となると、乱視矯正のSCLを注文するか、 思い切ってLASIKを考慮するのがいいと思います。 眼科医とよく相談してみてください。 老眼用のコンタクトレンズもあります。

どういうものかといいますと、 ひとつのコンタクトレンズに二つ(バイフォーカル) 、あるいはそれ以上の(マルチフォーカル) の屈折値をもたせるよう工夫したレンズのことです。

最近はSCLによるバイフォーカルレンズが主流です。しかし欠点もあります。 単焦点レンズに比べて、ピントがあまい欠点があるのです。

各コンタクトレンズの使い方

コンタクトレンズは眼に直接接触するものなので、使用方法を誤ってしまうと大変なことになります。 また合併症を引起こす場合があります。 合併症は角膜の表面の軽い傷から重い感染症まであります。

ハードレンズ(HCL)は硬いです。そのため眼につけたとき最初はそうしても眼に違和感があります。 これはだいたい1ヶ月くらで感じがなくなるのが一般的です。 それでも気になるようでしたら眼科医を受診してください。

HCLは専用クリーナーで定期的に洗浄します。 また、保存には専用の保存液を使用してください。また空気中に放置してもいけません。 定期的のタンパク除去剤を使用します。

ハードコンタクトを着用したまま就寝することはできません。 ソフトレンズ(SCL)SCLは水分を多く含んだやわらかい素材でできています。 最初からあまり眼はきになることはありません。

しかし、水分が多いということは、細菌やカビが繁殖するということです。 まならず、毎日消毒をしてください。 専用クリーナーで消毒して専用の保存液でゆすぎます。保存液は毎日取り替えます。 毎日殺菌消毒してタンパク除去を行います。

これらの、 洗浄、消毒、タンパク除去を一度の行なえるものもあります。 ソフトコンタクトレンズの取替えについても、眼科医の医師とよく相談しましょう。

ディスポーザブルレンズは、一度着用したら、再利用しないSCLのことです。 再利用しないので、消毒や洗浄の必要がなく、手軽に使用 でき、安全性も高いのです。

一週間つけたままにするタイプと1日で使用を使い終わる使い捨てタイプがあります。 どのタイプにしても、一度外したら絶対に再利用はできません。指定された時間以上は使用ができません。


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