更年期によるめまいの原因と症状について

更年期になれば、女性・男性ともに身体の変化が起こります。ここでは代表的な症状をご紹介しています。
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更年期障害とめまい

更年期の女性に現れるさまざまな不快症状を「更年期障害」といいます。 耳鳴りやめまいもその中に含まれます。更年期障害が現れるかどうかは 人によって個人差があります。

この症状もいろいろあって熱感、のぼせ、動悸、冷え性、頭痛、肩こり、しびれ感などがあります。 精神症状としては不安感、いらいら、疲れる、身体がだるい、感情の変化など、 人によってさまざなな違った症状を訴えます。

一般には閉経(平均52歳)をはさむ前後約4〜5年づつ、約10年間を更年期といいます。 この時期にはエストロゲンという女性のホルモンの分泌が急激に低下 します。ホルモンが正常に分泌されなくなると、自律神経が影響を受け、機能が乱れてしまいます。 その結果、更年期障害が現れるのです。

また、更年期障害と自律神経失調症は絡み合って出現することも多いようです。 さらにちょうどこのころは仕事を持っている女性には責任がおもくなる時期 でもあります。家庭での子供の教育、結婚、夫の定年など、人生の節目となることがも多いです。 ストレスを抱え込みやすい時期ともいえます。


産婦人科での検査

更年期は、まったく自覚症状がのないまま通りすぎる人もいますが、 症状が出ても特別な治療を施さなくてもおさまる人もいます。

人によってさまざまですが、その症状も重さも違います。 更年期障害が現れたときには、まず最優先で産婦人科の医師によく相談をすることが大切です。 症状がひどいときには、女性ホルモン療法が行なわれることもあります。 多くの場合ホルモン療法でよくなりますが。

しかし、めまいに関してはホルモン療法によって逆に症状が増悪するケースもあります。 その際には再度、耳鼻咽喉科で精密検査を受ける必要が出てくる場合もあります。

この時期は自律神経が乱れがちですので、人によっては 心療内科での治療を考えることもあります

更年期障害は男性にもおこる

更年期障害というと女性特有の病気のように思われますが、男性にも更年期障害がおこります。 男性の場合は、女性のような閉経による急激なホルモンの変化はありません。

そして、男性の更年期は女性の更年期と比べて見つけにくいです。 男性でも加齢と共に徐々にモルモンのバランスが変化していきます。

男性の更年期の特徴は、心理的な原因によるストレス及び、 社会的環境によるストレスによって起きます。 この要因が精神神経症状の大半を占めます。

憂鬱になり、なかなか寝付けず不眠症に陥る。全身がだるく倦怠感があったり。やる気が起こらず無気力になる。 すぐにイライラする。めまいや頭痛があったり、性欲が落ちるなどさまざまな症状があらわれると更年期障害の可能性があります。

更年期である50才をはさんだ前後10年間であると言われて います。このような症状が長く続く場合であれば、一度心療内科で受診しましょう


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