めまいの病気の症状と原因について知ろう

めまいの頭痛や耳鳴りの原因や症状は身体の病気が引起こしている場合があります。ここでは耳の病気についてご紹介しています
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外リンパ瘻(ろう)

突然、めまいと難聴が起こる病気のひとつに外リンパ瘻(ろう)という病気があります。要因はいくつか考えれられます。 内耳のなかには脳脊髄液と同じものがあります。 これを外リンパといいます。

内耳と中耳に境には、内耳窓と呼ばれる膜があります。 内耳窓には正円窓と卵円窓というふたつのまどのような膜があります。鼓室内の圧力や脳内の圧力が急に変化しすると、 いずれかの窓が破れます。

その膜が破れて、内耳にある外リンパが鼓室内にもれてしまうことがあります。 これが「外リンパ瘻(ろう」です。

脳脊髄圧が高まるときにこのような現象が起こるのですが、その誘因としては日常のなにげない行動が上げられます。 重いものを持つとき、トイレで力むとき、飛行機の下降中のとき、頭をうったときなどさまざまです。

この外リンパ瘻(ろう)を 発症した人の何人かは、「ポン」「パチン」という弾けるような音が聞こえるよいうケースが見られます。 これは外リンパ瘻が疑われます。

外リンパ瘻の特徴は時間単位、日にち単位で難聴が進行していき、めまいをともなうことがあるということです。 また、まったく原因がなく、難聴が徐々に進行していきます。耳鳴りが強くなってくる特発性外リンパ瘻というものもあります。 原因がわからないから特発性という言い方をします


めまいの病気

めまいの種類はさまざまです。めまい感・耳鳴りをともなうこともあります。めまいの種類はさまざです。 フラッキ感、回転性のめまいを起こす人もいれば、まったく めまい感はないけれども眼振の出ているという人もあります。

水が流れるような、耳鳴りがする人もいます。 突発性難聴はある日突然、聞こえなくなりますが、外リンパ瘻というのはある程度時間をかけて難聴が進みます。 内耳窓の破れはMRIやCTなどの 画像診断では分からないので、現時点では試験的鼓室開放手術を行なって、顕微鏡を使い、 水が漏れているかの内耳窓のチェックをするしかありません。

特発性の外リンパ瘻を発症する人は日常生活の中で疲労やストレスのたまっている人に多いようです。 外リンパの漏れを疑われる場合には できるだけ早く、手術を含めた治療を始めることが大切です。

遅発性内リンパ水腫

遅れ発性内リンパ水腫は、メニエール病の類緑疾患です。特徴的なのは、片方の耳がほとんど聞こえない、 あるいは、全く聞こえないほどの高度の漢音 難聴になってから、10年20年という長い年月をかけて突然めまいが起こるということです。

このめまい発作は一度起きると、メニエール病と同じように、疲れやストレスが引きがね となって繰り返し起こるタイプのものです。

ただ、メニエール病と違うのは、 メニエール病は発作を繰り返しながれあ徐々に難聴が進んでいくのに対して、遅発性内リンパ が水腫は初から聞こえません。聴力障害の程度がメニエール病とまったく違います。


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