緑内障の原因とレーザー治療について

緑内障の原因・要因、レーザー治療についてご説明しています。予防策としては、生活習慣を変える、ストレスを溜め込まないことです。
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緑内障の原因

眼圧は、眼球内の毛様体といわれる部分でつくられる防水という透明な液体によって決められます。 そして目が最も良好に機能する状態、 眼球の形を保っています。

血管のない角膜や水晶体など目の前半部分は、防水が栄養を送っています。 しかしなんらかの原因によって、この防水が多くつくられる、排出口が閉塞したり、 目づまりを起こしたりうまく排出されないで前眼房に たまると眼球全体の眼圧が高まり視神経乳頭を圧迫します。

視神経が集まっている視神経乳頭は構造的に眼圧に弱く、圧迫されると視神経 の血流が悪くなって、視神経がだんだんと枯れていきます。その結果、視神経の働きが損なわれます。 視野が狭くなったり、視野が欠けたりする視覚障害が起こります。これが緑内障です。


緑内障を引起こす要因

生活習慣で普段から甘いものを多く摂ったり、食べ過ぎたり、脂肪が多い食事を摂ったり、水分が不足する、 などの食生活を続けていると 血行障害を起こしやすくなります。

また、睡眠不足、運動不足、ストレスも血行障害や高血圧を引起こし、緑内障の原因となります。 眼圧が高い場合は、点眼や薬の服用で眼圧を下げます。隅角の狭い人には、 レーザーで虹彩に孔を開けて、防水の流れる道をつくる治療法があります。 この治療法は比較的安全です。

しかし、開放型の防水の排出口である繊維柱帯の眼づまりをレーザーできれいにする手術は半分くらいの効果しか望めません。 線維柱帯をレーザーで 切除して新しい排出口をつくる手術は、眼圧を下げすぎることもあります。

緑内障は失明のおそれのある恐い病気ですが、早い段階で発見して適切な 治療をすれば、症状の進行を止めることは可能です。

緑内障の予防

自己管理は、どのような病気でも大切です。慢性疾患の場合は、とくに自己管理が大切です。 しかし、自己管理といっても、自分の判断で行なうものではなく、かかりつけ の医師からの指示をきちんと守ることが大切です。

定期的に点眼は必ず行なうことも大切です。 また、うつむいた姿勢を長く続けていることはよくありません。 隅角部に眼球の重圧がかかるからです。

そして、イライラすることは当然よくありません 。気分をゆったりもつようにしてください。長時間のテレビも控えてとにかく眼を疲れさせないことが大切です。 睡眠不足も要注意です。


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